〜タッチ操作・カメラ・GPS連携などスマホならではの機能を強化し、現場業務をもっとスマートに。
ワークフローシステム「ジュガール」を提供するVeBuIn株式会社(本社:茨城県つくば市、代表取締役:シャー バビック)は、現場の報告業務をスマートフォンで完結させることを目的に、大幅な機能アップデートを実施しました。従来のワークフローシステムの枠を超え、ノーコードで簡単に業務アプリを作成・運用できる「業務アプリ開発ツール」として、より多様な現場業務に対応可能になりました。
開発の背景
これまで「ジュガール」は、稟議や各種申請などのオフィス業務を効率化するワークフローシステムとして、多くのお客様にご活用いただいてきました。しかし、従来のスマートフォンアプリは小さな画面でのキーボード操作が中心であり、現場で求められる多様な報告業務には、十分に最適化されていませんでした。
今回のアップデートでは、タッチ操作・カメラ・GPSといったスマートフォンならではの機能を活かした専用入力パーツを強化。その結果、オフィス業務に加えて、これまで手が届きづらかった現場の報告業務も、直感的かつスムーズにデジタル化・可視化できるようになりました。
進化のポイント:スマホ向け入力パーツとPC連携で現場・オフィスを統合
今回のアップデートにより、「ジュガール」は以下の点で大幅な進化を遂げました。
1. スマホでも快適に操作できる入力パーツを多数追加
テキスト・日付・写真・位置情報など、現場利用を前提とした入力パーツを拡充。
手書き入力にも対応し、スマホ特有の操作性を最大限に活かせます。
カメラ連携: 現場写真に直接手書きで指示を書き込み、記録した内容を、そのまま報告に活用できます
手書きサイン: お客様からの確認サインを、その場でスマートフォン画面に直接取得できます。
GPS(位置情報): ボタン一つで現在地を記録し、報告の信頼性を高めます。
タッチ中心のUI: 日付選択や評価などを、キーボードを使わない直感的なタッチ操作で完結させます。
2. PC向けアプリも進化。オフィスと現場、これ一つで統合管理
PCで利用するWebアプリの作成においても、入力補助やレイアウト調整機能が大幅に拡張されました。PCでの緻密な書類作成とスマホでのスピーディーな情報共有を両立します。
3. 通信環境に左右されないネイティブアプリ
「ジュガール」のスマートフォンアプリは、快適な動作を実現するネイティブアプリとして開発されており、通信環境の悪い現場でもストレスなく動作します。iOS、Androidの幅広い端末に対応しています。
4. 情報の確実な共有と、情報活用までサポート
単なる入力にとどまらず、「承認フロー」機能によりレポートラインを柔軟に設定可能です。ヒヤリハットやトラブルの報告も、関係者に迅速かつ確実に共有され、対応の遅れを防ぎます。
通知はLINE WORKSやMicrosoft Teamsとも連携でき、社内外でのスムーズな情報連携を支援します。さらに、蓄積されたデータは自動で整理・可視化され、傾向分析や判断にも活用可能です。
5. 100種類以上のテンプレートで、導入後すぐに利用開始
「ジュガール」は、ノーコード開発ツールとしての特長を備えており、プレゼン資料をつくるような感覚で、誰でもかんたんに業務アプリを開発できます。
日報・作業報告書・ヒヤリハット報告など、すぐに使えるテンプレート(入力フォーム+帳票)を100種類以上標準搭載。ゼロから設定を行う手間なく、自社の業務実態にあわせてカスタマイズし、その日から運用を開始できます。
想定される主なユースケース例
今回のアップデートにより、より多くの業務や現場での活用が可能となり、今後はさらなる展開が期待されます。
建設業 現場写真への手書き指示、作業進捗の報告
小売り・店舗業 店舗巡回チェック、陳列状況の報告
介護・福祉 訪問記録、対応ログ、位置情報付きの安否確認
運送業 配送完了報告、荷物破損の報告、ドライバー業務日誌
今後の展望:現場の“見える化”を実現する大型アップデートを予定
今回のアップデートでは、スマートフォンを活用し、「現場の負担を最小化する」(=情報の入口)ための機能を大幅に強化しました。
また、2025年7月中には、「現場の状況を可視化する」(=情報の出口)ための大型アップデートを予定しています。
※今後の主な予定
BIツール(レポーティング機能)の強化
現場から集まる多種多様な報告書をAIで分析し、多角的にグラフやチャートで可視化。経営判断や現場改善につながる“見える化”を実現します。
一覧表示のカスタマイズ機能
報告書の種類ごとに、表示項目を柔軟に設定できるようになります。必要な情報を、見やすく・すばやく確認できる環境を整備します。
VeBuIn株式会社は今後も、「ジュガール」のさらなる機能拡充を通じて、現場業務の効率化と生産性の向上に貢献してまいります。