業種卸売り・小売り
担当者様取締役・アフターマーケット部 部長 蓮川様カスタマーリレーション部 係長 千賀様
会社URLhttps://www.honda-yonrin.com/
愛知県の三河エリアで新車販売店6店舗と中古車販売店1店舗を運営する株式会社ホンダカーズ三河。この記事では「ワークフローシステムを導入してみたいけど、デジタルに慣れていないわが社が本当に使いこなせるだろうか?」そんな不安をお持ちの方のために、ジュガールを段階的に導入し、パソコン操作が得意でない社員にまで浸透させることに成功された「株式会社ホンダカーズ三河」の導入事例をご紹介。ご担当者の蓮川さま、千賀さまから成功の秘訣をお伺いしました。【ワークフローシステムの段階的な導入】とはどのように進めるのか?具体的な流れを詳しく語っていただきましたので、「紙の書類から卒業できる気がしない…」そんな方こそ、ぜひご参照ください。
私はとてもせっかちなんですが、導入前の弊社のワークフローはアナログで、殆どが紙での申請。しかもFAXで本社とやり取りしていたので、紙が無くなってしまったり、進捗が分からず問い合わせたら放置されてしまっていたこともありました。
社内業務に費やしている時間を少しでもお客様のために使えるように、もっとスムーズに進められないか…というのが悩みだったんです。
もっと効率が良くていい方法がないかと探していたところ、「ワークフローシステム」というものがあると。申請も承認も全部デジタルになってきているということを知ったんですね。
事情を説明し導入したいことを上層部に提案したところ、社長が柔軟に受け入れてくださって。社長の「やってみよう」という言葉に上層部が引っ張られる形で、導入が実現したんです。LINE WORKSの導入も、社長の「やるぞ」で実現しました。
(蓮川様)
蓮川様
色々なワークフローシステムを検討し、導入候補に挙がったものも3~4つ程度ありました。
その中からジュガールに決めたのは、LINE WORKSと連携可能なことが大きかったですね。業務上のやり取りはLINE WORKSがメインですので、それと連携できることが第一条件でした。
はい、そうです。LINE WORKSとワークフローシステムを別々にしてしまうと、新しいシステムを使いこなせない社員が出る可能性があります。LINE WORKSと連携できれば導入して貰いやすいだろうと考えていました。
いえ、いくつかのシステムがLINE WORKSとの連携サービスを提供していました。ですが、LINE WORKSと連携できるワークフローシステムの中でオプション料金がかからず基本料金で連携できたのは、ジュガールのみだったんです。
念のために見比べたりはしましたが、迷うことはそんなになかったですね。最終的に「やはりジュガールが1番良い」という結論になり、導入を決めました。
当社だけに限らないと思いますが、デジタルに移行したくても、会社の上司は私よりも上の年代の方ばかりですから。導入すべきとわかっていてもなかなか踏み切れない会社様も多いと思うんです。その点、ジュガールは専門用語をほとんど使わず、使い方の説明を聞いても分かりやすかったので、導入が楽でした。
私の立場からすると、申請作業と承認作業のどちらもやりやすい点に使い勝手のよさ
また、コスト面も魅力的でした。
弊社ぐらいの会社規模だと、システムそのものを何百万単位で入れる決断はなかなかできません。ですが、ジュガールは非常に良心的な月額料金で、1アカウントから使うことができる。初めてワークフローシステムを導入するにあたって、費用の負担が少ないことが導入障壁を下げてくれました。
あとは、営業担当の太田さんが本当に良い方で。慣れない操作方法やフォーマット作成について何度も丁寧にレクチャーしてもらったり、我々の要望を叶える方法を一緒に考えて実現してくれたんです。
今でも、ちょっとでも困ったことがあったらすぐに連絡して頼ってしまうんですが、いつも快く引き受けてくださって大変助けられています。(蓮川様)
「ここを押せばいいんだな」というのが感覚的にわかりやすい点に、使いやすさを感じています。私はジュガールの導入時にはいなかったのですが、すぐに慣れました。
例えば、申請書を作る時も既存のテンプレートから似たものを選んで少しアレンジすればいいだけですし、項目も自由に増やしたり選んで編集できたりするので、どんな申請書もあまり時間をかけずに作成できます。弊社はパソコンが苦手な社員が多いのですが、誰でも簡単に使えて助かっています。(千賀様)
千賀様
資料請求後、Zoomミーティングで簡単に説明を受けました。その後、オンラインデモという形で画面上の操作を見せていただきました。
すぐには覚えられないので、1個ずつ順番に増やしていきました。項目はなるべく簡単なものからスタートして徐々に種類と承認者を増やし、経路も少しずつ複雑にして現場の社員や上層部が入りやすい環境を整えていきました。
希望ナンバーの申請といって、希望する自動車ナンバーを申請する書類の作成でした。希望ナンバーの申請は、営業担当者と店長、そして申請の手続きをする本社登録課の担当者3人で完結する業務で、上層部を巻き込むことなくできます。
ジュガールを導入する前はすべてFAXでやりとりしていたので、「いつ・誰が・どこに送ったのか」ということが把握しにくかったんです。希望ナンバー申請はナンバー取得の2,3週間前に手続きをすればいいのですが、営業担当者によってFAXを出す時期にばらつきがあって、「送ったのか?」「まだ送っていないのか?」とやきもきすることが日常茶飯事でした。
ジュガールを導入してからは申請履歴がすぐに確認できるようになったので、進捗状況が分からないというもどかしさから解放されました。(蓮川様)
希望ナンバー申請の作成からスタートして、次はオーダー申請に進みました。これを第1段階とすると、第2段階が出金や振込など経理を入れたお金のやり取り、第3段階が中古車部を巻き込んだ中古車の受注依頼と各種申請、そして第4段階として上層部のアクションが必要な業務へと増やしていきました。(蓮川様)
上層部には紙や電卓が大好きという者が多かったので、「今日から始めましょう」と言っても抵抗されるだけだと思いました。そう考えたら、営業・店長・経理・中古車部、そして上層部というふうに自然と導入を進める流れができたんです。
現在も導入を進めている段階ですが、第5段階として休暇申請の電子化まで進んでいます。
もちろんありました。最初のうちは慣れないこともあって、数字などの打ち間違いが多かったですね。かなり減りましたが、今でもあります。あとは、添付書類については今も多少苦労しています。経理上の手続きが必要なため「出来れば紙で欲しい」という書類があったりもするので。ですが、スキャンするのは多少手間ではあるものの、スキャンをしておけば記録を残せますし、書類を保管していたスペースも不要になるなどメリットも大きいと感じています。(蓮川様)
何より、導入前は承認までに2週間程度掛かっていたのが、ジュガール導入後は2日程度で完了するようになったんです。時間が1/7(336時間⇒48時間)になって、圧倒的に効率化できた。これは本当に大きな変化でした。あとは、申請した全ての履歴が確認できますので申請漏れの確認も楽になりますし、データを分析に活用することもできますね。
売れる時期というか、営業成績の分析ですね。例えば、新規客の数やリピーターの数、それからお客さんが選択する付加価値(点検や下取りなど)といったデータを営業担当者別に蓄積して、「この担当者は、○○からも売上をあげているな」など、車のオーダー以外の売上も確認しています。
営業成績を分析していると、必要な書類を予測できるようになるんです。例えば下取り付きで成約につながるということが分かれば、ジュガールを使ってすぐに下取りの手続きができるよう書類を作成します。
それまで紙でやり取りしていたことが、画面で確認できるようになったので、とても便利になったと思います。
例えば、他店の事務さんから返金の依頼があった場合はこちらで状況を把握している必要があるのですが、紙だと今どこまで進んでいるのかが分かりづらく、正確に把握しにくいのが難点でした。本社から「○○出した?」と聞かれても、「出したけれどまだ返事が来ていません」と返答することもあったんです。
ジュガールを導入して画面で確認できるようになってからは、「今どこまで進んでるんだっけ?」という状況が激減して、本当に助かっています。(千賀様)