この領収書は経費で落とせる?!-結婚式や、お通夜編-

この領収書は経費で落とせる?! 結婚式や、お通夜編
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得意先やビジネスパートナーの結婚式やお通夜に参加したとき、その費用は経費として計上できるのか?

皆様はビジネスシーンにおいて「得意先やビジネスパートナーの結婚式やお通夜に参加したとき、その費用は経費として計上できるのか?」という疑問をお持ちになったことはありませんか?
この記事では、計上する際の勘定科目や、注意点について解説します。

また、おわりにAIを使ったスマートな経費精算、領収書の管理についてもご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。

目次

結婚式やお通夜の費用は
経費として落とせるのか?

結論からいうと、仕事上の相手の結婚式や、お通夜への出席に関連する費用は、経費として計上することが可能です。
また、自社の従業員、役員の結婚式出席の際のご祝儀も経費計上することができます。

ただし、それぞれの費用を計上する際には証明が必要となりますので、礼状や招待状を保管しておく必要があります。

経費計上の際の、勘定科目は?

得意先やビジネスパートナーの式に参列の場合

一般的に、得意先やビジネスパートナーの結婚式に参加した際に支払ったご祝儀や香典は、原則として「接待交際費」として計上します。
これはビジネスの一環として行われる行動であり、企業活動の一部と考えられます。

同様に、結婚式、お通夜やお葬式に参加するために支出した旅費交通費も接待交際費として処理します。

従業員や、その家族の式に参列の場合

従業員やその家族の結婚式やお通夜などへの出席が経費になるかどうかは、ビジネス上の必要性という観点から判断されます。特に役員が出席の場合は、企業の維持や発展、または業務の円滑な進行を目的としたものであると解釈し計上することが可能です。

具体的な勘定科目としては、「福利厚生費」が適用されることが多いです。なぜなら、これらの出費は社内のコミュニケーションの一環として、または社員間の連携やモチベーションの向上に資すると考えられるからです。

結婚式の参列は経費で落ちるのか 1

結婚式やお通夜への参列を、
経費計上する際のポイントと注意点

支出した記録を残そう!

経費を計上する際には、必ず領収書の保管と、その内容の明確さを確保することが大切です。また、計上する経費がビジネス活動に直接関連していることを示す根拠が必要になることもあります。例えば、結婚式の場合、次の点が重要となります。

・案内状:呼ばれた事実、日時、場所、相手先などを明確にするため
・席次表:参加した事実を証明するため
・出金伝票:領収書が存在しないため、自作することも可能
・香典の返礼品についてくる礼状:日時、場所、相手先などを明確にするため

これらを念頭に置き、適切な経理処理を行うことが求められます。

交通費を計上のする際の注意点は?

結婚式やお通夜に出席する際の交通費の勘定科目は通常、「旅費交通費」です。
ここには出張や業務上の移動、そしてこの場合のようなビジネス関連の催事への出席に伴う交通費が含まれます。

ただし、出席する結婚式がビジネス上必要かつ適切な場合に限ります。
なお、交通費を会社の経費として計上する際にも、領収書や旅行の詳細など、支出の証拠となる書類をきちんと保管しておくことが必要です。

プレゼントやお花を計上する際の注意点は?

結婚のプレゼント、お通夜などに行った際のお花代など、贈答品の経費計上の勘定科目は、贈り先によって異なります。
得意先やビジネスパートナーなど第三者への贈答品は「接待交際費」に計上します。
これは、事業に関係のある者への贈答が接待交際費の対象となるためです。

一方、従業員への贈答品や従業員の親族へのお祝い等に関わる費用は「福利厚生費」に計上します。
ただし、全従業員を対象にするなど、特定の一人への贈与ではなく予め会社規定に記載されているなど、一定の基準に基づくものであることが条件となります。

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