(タイトル画像)この領収書は経費で落とせる?!-ボツになった企画編-

ボツになった企画の経費処理と「試験研究費」について

ビジネスを進めていく中で、成功する企画ばかりではなく、ボツになる企画も多々あるかと思います。それらの企画に関連した費用はどのように扱えば良いのでしょうか?
その費用は経費で落とすことはできるのでしょうか。このページでは、ボツになった企画の経費処理と、計上する際の名目「試験研究費」に焦点を当てて解説します。

目次

ボツになった企画の領収書は経費?その経費処理とは?

ボツ企画に関する領収書は、経費で落とせるのか?!

成功しなかった企画、いわゆるボツ企画ですが、実は、ボツになった企画の費用は
「試験研究費」として経費化することが可能です。

ここで一つ注意が必要なのが、経費とは必ずしも「売り上げに直接結びつくもの」だけではないということです。 そのため、ボツになった企画でもその過程で発生したコストは事業にとって必要な経費として扱われます。

企画がボツになっても、経費として計上できる例とは?

・人件費:企画に関与したスタッフの給与や時間外労働手当など

・会議室利用料:企画会議やブレインストーミングのためのスペース利用料

・材料費:企画のプロトタイピングや実験に使われた材料費

・アウトソーシング費用:特定のスキルを持った外部の専門家に依頼した費用

・研究調査費:市場調査や消費者インサイト調査にかかった費用

・旅費:企画に必要なリサーチや打ち合わせのための出張費用

・資料作成費:企画のプレゼンテーションやドキュメンテーションに使われた費用

・専門書籍や資料の購入費:企画に関連する情報を得るための書籍やデータベース利用料

これらは全て、ボツになった企画でも事業の成長や改善に寄与する可能性があるため、これらを経費化することが可能です。
ただし、経費化する際には適切な証拠と記録が必要なことを忘れないようにしましょう。

経費精算する際の名目、試験研究費とは?

上記にあるように、ボツ企画も新製品開発や調査費として経費で落とすことができます。
では、なぜボツ企画が「試験研究費」の名目で、経費として計上可能かを説明します。

そもそも試験研究費とは?

試験研究費とは、新規の事業やサービスを構想し、その実現可能性を探るための研究開発活動にかかる費用のことを指します。そのため上記のボツ企画は、試験研究費に該当します。

以下に試験研究費として計上可能な費用の具体例をいくつか挙げます。

・新製品の試作品を作るための材料費
・新規サービスのための市場調査費
・新技術の実証実験のためのアウトソーシング費

これらの費用は全て、新しいビジネスチャンスを模索する過程で発生する費用であり、試験研究費として扱うことが可能です。

詳細については、下記サイトを参照ください。

中小企業庁「試験研究費・開発費とは?」

ボツになった企画を経費として計上する際の注意点とは?

ボツ企画を経費として計上する際の、注意点3つとは?

1、領収書の保管と提出

経費を計上する際は、領収書やレシートなどの証拠が必要です。
これらの証拠をきちんと保存し、経費精算の際に提出することが重要です。
また、領収書には日付、金額、品目などが明確に記載されていることを確認しましょう。

2、企画書を作成・保管しよう

経費精算を行う際は、具体的にどのような目的でどのような経費が発生したのかを明確に記録することが重要です。そのため、しっかりと企画書を作成し、保管しておきましょう。
結果、ボツ企画などの間接的な費用でも、それが経営上必要な支出であることを税務調査の際も明確に説明できます。

3、 会社の経費精算ルールの理解と遵守

会社ごとに経費精算のルールは異なります。
何を経費として計上できるか、どのように精算を行うかなど、自分の会社のルールを理解し遵守することが大切です。
不明な点は事前に確認し、必要な経費を適切に計上するようにしましょう。

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